前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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内田の酒まんじゅう(北八王子)

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今回のネタは、酒まん。
この酒まん、その辺の和菓子屋、どこでもあるじゃあねえかと思われるかもしれませんが、昔ながらの製法と味を守っている酒まんは、意外と少ないんです。
元々、小麦の産地の各家庭レベルで作られていたという酒まんには、茶会等で使われる高級和菓子とは全く違う素朴な味の魅力があります。
製法の特徴として米麹発酵による酒種(どぶろく酒)に地粉(小麦粉)を混ぜ、自然発酵して膨らんだ生地を使いますが、この工程を省いて安易に膨張剤を使い
酒まんじゅうと称して売っているものも多く、これは酒まん独特の麹の香りも無く、皮の食感も全く異質のもので酒まんではありません。

店は、北八王子からほど近い閑静な住宅街の中、なかなか雰囲気のある店構えですねぇ。一歩店に入ると、麹の香りが漂ってきますが、これ酒まん屋の
基本で、しっかり麹を使って自然の流れの中でちゃんと本来の作り方をしているからこそなんですねぇ。
ここの商品は酒まんのみ、これ一本で勝負というのが極めて清いです。多種の商品の中の一つとして酒まんも置いているという他の多くの一般和菓子店とは、
酒まんづくりの姿勢として根本的な違いがその辺に見えるように思います。
ここの酒まんの特徴は、ご覧のとおり、形が微妙に不揃いなこと。他の酒まん専門店の多くは丸くきれいに膨らんだというあたりにこだわったものがほと
んどで、それはそれでまた魅力はありますが、その一般的な価値観にこだわることのない手作り感に溢れた不揃い感が、酒まん本来の素朴感をより
イメージさせてくれるといったことなんでしょうかねぇ。この微妙に乱れた形けっこう好きです。

酒まんは、蒸篭で蒸して作られますが、食べ時もこの蒸した温かさがまだ残っているあたりが、もちもちした柔らかい食感と独特の麹の香りがあり、ベスト
のタイミングですが、本来のつくり方をしている酒まんは、冷めるとかたくなります。通常こうした店で買った酒まんも家に持ち帰った頃には、食べる
タイミングを逸っした状態になりますが、これを電子レンジ、トースターなどで温める、あるいは揚げるといったことをすることも多いようですが、
これは、経験上おすすめできません。酒まん本来の食感、味、香りいずれも壊してしまいます。
やはり蒸すこと、これがベストです。食べきれない数を買った場合は冷凍、これを蒸すことにより本来の姿が蘇ります。
てなわけで、恥ずかしながら我が家の冷凍庫には、各地の酒まんが常に入っている状態です(笑)。

内田酒まんじゅう)営業時間:9:30頃〜売り切れ次第(おおよそ15:00頃)
         定休日:毎週月曜日、第一第三日曜日
         住所:八王子市石川町2966-16 (地図)
            八高線北八王子駅より徒歩5分
         電話:042-642-0389
         酒まんじゅう:一ヶ120円(2014.11月現在)
        
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長門の久寿もち(日本橋)

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この長門の久寿もちですが、材料としては、商品名としている葛(くず)ではなく本わらぴ粉100%になっていなっているので、内容的にはわらび餅と
言えますが、長門が創業した享保元年(江戸時代)頃は、庶民のおやつとしてポピュラーだったのが「くず餅」で、「わらび餅」というのは一般的に
知られていなかったという事情もあり、わかりやすいように「くず餅」にしたのがはじまりで、以来この「久寿もち」で通しているらしい。

使っている材料は、わらび粉、砂糖、きなこだけというシンプルなものですが、それだけに他の一般的なわらび餅が使う黒蜜も使わないこともあり、
控えめの甘さも手伝って、わらび粉本来のうま味と香りが、独特のとろけるような食感とともに口の中に広がります。

品数は、それほど多くはない和菓子屋ですが、それぞれの菓子の色、形、味には徳川八代将軍吉宗の頃から、幕府への菓子司として仕えた匠のこころ
も感じられる。

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長門)東京都中央区日本橋3-1-3 → 地図
   TEL. 03-3271-8966
   営業時間:10:00〜18:00
   定休日:日祝

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わかばのたいやき(四谷見附)

               

               たいやきにもむかしから御三家と言われてる味のビッグ3があるのだが、今回は、そのうちの一つ
               「わかば」である。
               ここのたいやきの特長は、尻尾まで餡がしっかり詰まっていること。
               これを昔、演劇評論家の安藤鶴夫氏が「尻尾まで餡が入った誠実さ」と新聞に評したところ、
               やはり御三家の一つ「浪花家」のファンだった映画監督の山本嘉次郎氏が
               「しっぽは、そもそも甘い餡を食べた後の口直しであって、入れるべきでない」などと反論したことで
               マスコミを巻き込んでの大論争に発展したことがあったのだが、
               今思えば、両者とも知名度アップにもなり、店のいい宣伝になったのでは...........今では、両者ともに
               超人気店として親しまれている。

               さて、そんな隅までしっかり餡の詰まったわかばのたいやきですが、餡の甘さも適度で
               しつこさは、まったくありません。うまい!

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               わかば)住所:新宿区若葉 1-10(地図
                      Tel. 03-3351-4396
                   営業時間:9:00〜19:00
                   地方発送:不可
                   イートイン:可
                   ねだん:一ヶ ¥140(2013.6現在)

               その他のたいやき関連記事 → 根津のたいやき 

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松嶋屋の豆大福(港区高輪)

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 東京の豆大福を語る時、かならず出てくるのがこの松嶋屋。
 大正7年創業の餅菓子屋さんだが、この店をこれほどの有名店にしたのは、この豆大福。
 茶会で使う生菓子など高級和菓子と違い、こういった庶民の菓子にふさわしい店構えも、らしくていい感じ。
 ここは、すぐ近くに高松宮邸があり、そこに住まわれていた当時の皇太子だった昭和天皇
 が甘党だったこともあり、侍従がここの豆大福を度々買いにきたということです。
 甘さ控えめの粒餡、豆の程よい固さの食感、ほのかな餅の塩味には、年季の入った職人の技がしのばれます。

 松嶋屋)住所:東京都港区高輪1-5-25(泉岳寺駅より徒歩10分)地図
        Tel. 02-3441-0539
     営業時間:8:30〜18:00
     定休日:日曜日、月2回月曜不定休
     ねだん:豆大福一ヶ ¥160(2013年6月現在)
                             予約:予約可

              草大福、きび大福もなかなかの一品。
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            周囲の裏道に入ると、港区高輪というイメージからは遠い、昔の路地風景も残っている。
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群林堂の豆大福(文京区音羽)

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ハードボイルド感も漂う、100%硬派のJazzブログとしてスタートしたつもりだったのだが、...............今回は、とうとう豆大福の登場となってしまいました。

この豆大福ですが、東京の名物になっているらしい(誰が言ってるかわからない)。それで一応、巷では「虎ノ門の岡埜栄泉」「音羽の群林堂」「高輪の松嶋
屋」が御三家などと言われているらしい(これもはっきりわからない)のだが、今回は、文京区音羽で大正初期の創業以来100年ほどの歴史あるという「群林
堂」です。ここは土地柄、かつては文豪達もよく顔を出したとか。目の前には、講談社という立地。


北海道富良野産の赤えんどう豆、十勝産の小豆など厳選素材を使ったこの豆大福は、餅と豆のほのかな塩味と粒あんの甘みが実によくバランスしています。
初代から受け継ぐ伝統の技と変わらぬ手間ひまをかけた丹念な仕事、広告は出さない、支店も出さない、デパ地下などへの出店もしない、地方発送もしない
というこの堅いシゴトぶりが味の秘訣でしょうか。
午後の早い時間には売り切れてしまうようです。また、翌日には餅が固くなり、本来の食感、味が失われるため賞味期限は即日。したがってまとめ買いは避
けるのが基本。

ちょっと渋めのお茶に豆大福、合わせるJazzは、あくまで甘さ抑えた辛めのものがよろしいようで。

群林堂)住所:東京都文京区音羽2-1-2(護国寺駅より徒歩1分)地図
    営業時間:9:30〜15:00(売り切れしだい閉店、日曜定休)
    ねだん:豆大福一ヶ ¥160(2013年4月現在)
    その他:予約、地方発送は受け付けない

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塩野(赤坂)

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               昭和22年創業という赤坂の "塩野" は、溜池の和菓子店で職長を務めた後に店を開いた初代
               の後を現在の2代目が継いでから、既に30年以上になるらしい。

               ここの人気の品は、初代の頃から力を入れているという四季折々の菓子。
               それぞれに豊かな表情を見せる日本の四季を、この上ない美しさで表現する "塩野" の上生
               菓子は、土地柄もあってか、洗練という言葉がよく合う。


               神無月
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               唐錦(からにしき)             初紅葉(はつもみじ)
               こなし製:小倉鹿の子入り          練切製:小豆漉しあん入り


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一真庵(国立)

このブログも100%硬派のJazzブログという高い志をもってスタートしたつもりだったが、
気がついて見れば、邪悪なものも混じり極めて不純なブログへとその様相を変えてしまっ
ているようだ。この辺で、当初の純粋な志を今一度思い出し、固い決意を持って軌道修正
しなければズルズルとあらぬ方向へとの危機感も抱いてはいるのだが.........
どうやら今回も軟弱にもズルズルと邪悪なネタでお茶を濁すことになりそうだ。

ということで、今回も邪悪な心が芽生え、向かった先は、Jazzブロガーの聖地、東京は、
西部に位置する小さな町、国立です。この辺は、隠れブロガーも多く、周辺地域を含め、
なぜかJazzブロガー激戦区となっている危険地帯、敵陣の真っただ中に降り立ち緊張が走
ります。
ここは、数年前、ハクエイ・キムのLiveに来て以来になりますが、中央線の高架化もあり、
駅の様子もだいぶ変わってしまいましたね。まだ工事中のようですが、以前の古い駅舎は
跡形もありません。この国立を含め、中央線各駅の状況を見るにつけ、はたしてこの開発
計画は、正解であったのか疑問が残ります。
駅のすぐ横には、たしかウニオンもあったはずですが...........................時の流れを感じ
ますねぇ。
さて、それはさておき目指すは、異種格闘試聴会の現場?、はたまたCD聴きの会現場?
いやいや、それが.......何でこんなもんでわざわざこんなところまでと誠にお恥ずかしい話
ではありますが.......ここに以前からちょっと気になっていた和菓子屋が(あはははっ、)...
........で、その調査にやってきたというのが、今回の私に課せられたミッションなのです。

そんなわけで、遠路はるばるやってきた私にとっては限られた時間です。早速シゴトに
入らせてもらいます。場所は、駅から徒歩15分ぐらの裏通りということで、ちょっと見
つけるのに苦労しましたが、見っけました!手作り基本の和菓子が目的の私にとっては、
このぐらいの規模がベストでしょう。



こういった個人商店規模で、菓子職人としての志を持って店を出しているというのも、数
多くは無く、貴重な存在と言えるでしょう。立地のハンデもあり、菓子自体の魅力で勝負
しなければならないという環境で成り立たせていること、そこに菓子職人としての前向き
な姿勢も見てとれるような気もします。菓子に作り手のこころが感じられること、大事な
ポイントです。

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早速、試しの生菓子他を仕入れて、翌日、試してみましたが、なかなかの一品、やはり
生菓子の方は抹茶に合わせてやりたい、そんな上質も感じられる菓子でした。

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  一真庵)
  東京都国立市西2-9-75 (地図)
  Tel. 042-580-2215
  HP.http://issinnan.com/access.html


さて、ブツも入手し、危険なミッションも無事完了したということで、市内散策、上記現
場など軽~く偵察も済ませ、ぶらぶらしていると "まっちゃん" にも遭遇。なんだかんだで
日も落ち、ちょうど時間もいい塩梅になってきましたので、帰り際に、以前、ハクエイ・
キムのソロの現場ともなったJazz Bar "Hprbor Light"で軽く飲って帰ることにしました。
しかし、まあ甘い和菓子を買い込んだその足で一杯飲っていくというのも、考えてみれば
いや何とも節操の無い話、お恥ずかしいことで。(苦笑)
実直なマスターも以前と変わりありません。てなことで一息ついて、時計を見れば、もう
出ないと帰れなくなります。
んじゃ、撤退!(すっかり、毒されちまったようだ...........爆!)

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                                 Harbor Light HP

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美鈴(鎌倉)

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JR鎌倉駅から鶴岡八幡宮へと向かう途中、表通りを避けるように右手の住宅街の中に
きりりと清々しいたたずまいの「美鈴」がある。

店内にはショーケースはなく、何があるかたずねると、その日に買うことができる
上生菓子など、店のおかみがにこやかな説明とともに応対してくれるといった塩梅
だが、何しろすべては職人の手作業のため、数には限りがあり、予約が基本とのこ
と。

植物系自然素材を基本とした、伝統ある和菓子は、歴史ある菓子づくりのこころと
技術を維持する努力の一方では、菓子職人の独創性や創意工夫など前向きな菓子づ
くりの姿勢も要求される。
創り出すことへの要求される姿勢はどこの世界も同じようである。


肉・洋菓子派だった私も、気がつけば極右の魚・和菓子派になっていたのです(笑)。

ちなみに、予約なしの飛び込みで来た私だったが
「おかみ今日は何がある?」
「こんなん、どうですぅ?」
「おう、それもらっとこか。」
と、めでたくゲットできたのです。

たまには、菓子のほのかな甘みを楽しみつつ抹茶でもすすりながら、
心静かに過ごすひと時も必要かと.......................

さあ、心落ち着いたところでド変態ギターでも聴くべ ~

美鈴:鎌倉市小町三丁目三の十三(地図
   tel. 0467-25-0364

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