前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

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ねこサロンに行くの巻

新手の商売か? ねこカフェ ならぬ ねこサロン の看板を発見し、ちょっと覗いてみた。
料金を払って中へ、一応30分の制限時間があるらしい。延長のシステムはないようだ。
カフェではないので、ドリンクのサービスはない。その点では、目的がねこと戯れることなので
むしろはっきりしてて良いのかも。
ということで、中に入ってみると、ねこベッドやらねこタワー、ねこちぐら、イス..........など各種小道具が
置かれ、客対応のないねこは、それぞれ自分の好きなポジションで、ゴロゴロしているというあんばい。
いんやぁ、いろんなニャン嬢がいます。テンションMAX (^-^)/



途中の戯れ状況は、何分、硬派Jazzブログとしてのイメージもあるので省略しときます。



ちなみに客層は、夏休みということもあり、子連れママ、女子中高生、バカップルといったところ、
完全アウェーの何ともバツの悪い状況だったが、制限時間いっぱいプレイ & プレイ。

最後に一言、ねこに稼いでもらってる店のオーナーは、
ねこの労働時間を考慮し、シフト制にするとか、食事内容とか.....................
ねこを大事にせんと、あかんでぇ!

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Category: organ (第2期)  

Organik Vibe Trio / Things We Did Last Summer

  Ron Oswanski (Hammond B3 orgam)
  Joel Frahm (ts)
  Marko Marcinko (ds)
  Vic Juris (g)
  Dave Samuels (vib)

  Recorded at Red Rock Recording Studio, Saylorsburg, PA, February 10 & 15, 2015
  CL110115 (Cellar Live) 2016

  01. Ecaroh
  02. On a Misty Night
                     03. Waltz for Dave
                     04. De Molen
                     05. Picture Frame
                     06. Take the Coltrane
                     07. First Song
                     08. Things We Did Last Summer
                     09. What Now
                     10. Minor Blues

Ron Oswanski は、以前 “Sheryl Bailey / A Meeting of Minds(2013)” で初めて出会ったオルガニスト。
その参加作では、典型的なコンテンポラリー系オルガニストとしての感性を見せていた。しかし、そこはあくまで参加作ということで、当然ながら、リーダー
の音楽に合わせていたという部分もあったかもということで、機会があれば自分を出したリーダー作を聴いてみたいと思っていたところ、やっと出会うこと
ができた。
本作は、自身の作としては2枚目になるようだが、ファーストアルバムは、あまりにもマイナーな存在だったこともあり、情報無く見落としていたようだ。
本作では、Joel Frahm や Vic Juris などよく知っている名も入っており、勝負をかけたのかな........?
Vic Juris と Dave Samuels は、ゲスト扱いでちょっとだけのプレイ、他の3人がメインのトリオというつくりになっている。

一番の関心事は、上述の参加作で見せていた Oswanski の典型的なコンテンポラリー系オルガニストとしての感性が、自身の色がより出るリーダー作
において、どっち寄りに出てくるのかといったあたり。
ということで、グループ名とともにメンバーの顔ぶれや曲目、ジャケットの雰囲気などから、一抹の不安も抱きつつ聴いてみると、不安は的中し、望んだ形
とは、逆方向、だいぶ伝統も漂わせたオーソドックスな形のものになっている。Frahm なども自分の知っている Frahm とは別人かと思えるほどの
後ろ寄りのプレイをしており、あえてそういったコンセプトのアルバムとしたのかとも思ってしまうのだが、いずれにしても結果で判断するならば、あまり
私的には納得できるものではなかった。
ただ、このオルガニスト、基本的な巧さは備えており、アドリブ時のフレージングのキレイさなど、センスも感じる部分だ。年令的には、まだまだいける
という感じだし、前に進める開拓意欲をもってすれば道は拓けてくるようにも思うのだが......................このまま埋もれてしまうのは、もったいない。

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201608-2

             

             ひまわり → Sophia Lorenというイメージが、刷り込まれてしまっている。
             なので、夏の明るい花というイメージは持っていない。
             昔の出会いの初期印象をそのまま引きずってきているということか。

             人の持つイメージは、最初の出会い、そしてそのタイミングに大きく左右されるものである。
             そのちょっとしたタイミングのズレが、その後の人生を大きく分けることもしばしば............

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Category: organ (第2期)  

Medeski Martin & Wood / The Dropper

  John Medeski (keyboards)
  Chris Wood (basses)
  Billy Martin (ds, perc)
  Marc Ribot (g - 6, 7, 8)
  etc

  Recoded 1999 - 2000
  BlueNote 7243 5 22841 2 2 (2000)

  01. We are Rolling
  02. Big Time
                      03. Felic
                      04. Partido
                      05. Illinization
                      06. Bone Digger
                      07. Note Bleu
                      08. The Dropper
                      09. Philly Cheese Blunt
                      10. Sun Sieigh
                      11. Tsukemono
                      12. Shacklyn Knights
                      13. Norah 6

98年、名門 Blue Note と契約し、 “Conbustication(1998)” をリリース後、アコースティックピアノによるトリオのLive作 “Tonic(2000)”に
続く同レーベルでの3作目。

いろんな要素をぶち込んだ相変わらずのゴッタ煮風サウンドですが、時にはアバンな要素、フリーな動き、モダンなフレーズが飛び出したりの気の抜け
ない柔軟な動きから、豊富なバリエーションのワザを繰り出す彼らの音楽が、散漫な味のゴッタ煮にならないのも、表立って出てくるわけではないのだ
が、根っこのところにある濃いJazzのスピリットが、全体の味をひきしめているのかとも思えるのだが、そんなところが当時、出現した多くのジャムバンド
とは、一味二味違っていたようにも思う。もちろんそれは自分の好みも多分に関係していることとは思うが..........。

彼らの音楽の一つの魅力は、一般的な美の価値観には、ことごとく反するようなことをやりながらも、結果としては魅力ある音としている、そんなアウ
トロー、不良性といったような部分。濁り成分のあるダーティーな音も多用する Medeskiのオルガンにもそんな彼らの言わばワルの作法がよく出て
いる。例えばM6”Note Bleu”、テーマ部での濁ったハモンドが、キレイにスムーズではなく、ひっかかってつまずきそうになるように微妙にタイミング
をずらしたタッチが、いい味を出しており、この辺はもう感性の世界、 Medeski のセンスというしかない。
美しい澄んだそして透明感ある音や声で紡がれる美しく流れるようなライン、一般的に多くの人が認める美の形、これはこれで素直に認めるところだが、
言わばこれを王道、優等生の美の形とするなら、このMMWの音楽には、ワルの美学といったようなものがある。
美の価値観は多様であり、その分、美の形も多様である。

誤解があるといけないので一言、リアルな世界でワルと言っているわけではなく、あくまでも彼らの創り出す音のイメージである。どれだけ豊かなイメージ
を音により創り出せるのか、これこそミュージシャン、クリエーターのシゴトの核となる部分であろう。
この形にこだわらない自由さこそが、移り行く時代の流れの中で、Jazzの生を維持していくための基本であり、これまで無かった新しい美の形を生み
出すきっかけともなる。アーティストに求められるのも、まさにその部分と思うのだが。

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Medeski Martin & Wood

Category: Gallery > ニャンズ &・・・・・  

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            Teaching a Kitten to Swim

ニャンズ & ・・・・・7
Category: guitar (第2期)  

Preston - Glasgow - Lowe

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David Preston (g)
Kevin Glasgow (eb)
Laurie Lowe (ds)

Recorded and engineered by Adam Peters at Concrete Jungle Studios, April - Dec, 2014
WR4686 (Whirlwind) 2016

01. Colour Possesses
02. Elephant and Castle
03. Everything in Everything
04. The Priory
05. Song to the Citadel
06. C/>PU
07. Within You (part 1)
08. Within You (part 2)
09. Within You (part 3)
10. The Anvil

イギリスはロンドンを拠点として活動するギタートリオ “Preston - Glasgow - Lowe” のファーストアルバム。
内容もPreston曲 7、 Glasgow曲 3と全て彼らのオリジナルで固めた全10曲という野心も見えるデビュー作。

一聴したところ、Preston のギターには、浮遊感ある表現やらアルペジオ風の表現も取り入れるあたりはMonderも頭に浮かぶのだが、感性の持つ質
としては全く違い、無理に言えば、 Kurt Rosenwinkel → Nir Felder といった流れの感性に通じるものが見える。
今時の多くのギタリストらしく、備えたテクニックもかなりのハイスペック。今は、もうこれが当たり前になってしまっているんだね。

高い音楽性とそれを支える高い技術も感じる彼らの音楽、若手の初めて出会う感性でもあり、期待もしていたのだが、理屈はともかく、聴いて素直に、
そして単純に「大満足」という感じにはならなかった。
それは、もちろん自分の好みも多分に関係してるのだろうけれど、若手ギタートリオの作としてフラットな眼で見れば、まずまずの内容になっていると思う。
ただ、そこは評価するために聴いているわけでもなく、あくまで楽しみを求めてという立場なので、好み最優先そして自分の現在求めている音か否かという
あたりが判断基準になってしまうのは、いたしかたない。ダブルスタンダードというわけでもないが、大局的視野に立っての評価と自分の好みとは違う。

そんな初期印象を持ったのも全ては彼らの音楽の持つ質感、肌触りといったものが、自分の求めるその部分とのギャップ。
テクニカルな作風もあり、一見複雑そうなつくりだが、つきつめていくと明快で見通しの良さも感じられる彼らの音楽の持つ質感。この辺が、屈折感やら
ヒネリなどを求めてしまう悪癖がある自分には、さっぱり、あっさりしたものとして多少の物足りなさとして感じてしまうのか?
このトリオのスタイルは、ギターがワンマンで引っぱるという感じはなく、ebの Glasgow は、ベースとしての役割以外にもサイドギター的な役もこなし、
3者は同等で密接というほどでもないが、そこそこの絡みを見せながらの展開という基本形。
ROCK、POP........な味付けもしながらというよりは、これまで関わってきた音楽が自然な形となって現れた結果なのだろう。そういった形はともかくとして
Jazzのスピリットが薄めといったあたりのテイストが、大きく好みを分けるところかもしれない。この辺の印象は、ちょうど最近記事としたMMWが、多種
要素を音楽に取り入れ、形としては外れているにもかかわらず、内に濃厚なJazzスピリットが感じられる、その感覚とは大きく違うものがある。
ハイテクニックの持ち主にありがちな、技巧が目立って、音楽のジャマをしてるという感覚がわずかにつきまとうといったこともあるが、この辺のワザを
手段として表に出さないという感覚は、今後の経験から掴んでいくのでしょう。

こんなふうに書いてしまうと、極端に受け取ってしまうかもしれないので書いておきますが、基本、高いレベルにあるギタリストの、極微妙な部分の感覚、
それを受け手がどう受け取るかという、これまた微妙なところ。なのでその受け取りも、ハイレベルにあるギタリストだけに、多様なものがあるだろうし、
あって当然。

ただ、科学の世界と違い答えは1つではないし正解もない、この微妙なところをどう受け取るかというのが音楽なのかもしれない。本作では私的に、こんな
受け取りだったが、まだ若手で途上の感性、この微妙な部分を自身がどう感じていくのか、それによっては、基本がハイスペックだけに、大きな可能性
を秘めている。結局、自身がどう感じ、考え、必要があれば軌道修正していくかということになるのだが、その部分こそが才能、今後の明暗を大きく分ける
ことになるのかもしれない。自身の判断で、まさにどちらにでも転ぶという状況だ。いい判断をしてほしい、大いに期待したい。

             

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Preston - Glasgow - Lowe

Category: Gallery > Photo  

201608-1

                      

                      お〜い、座ぶとん一枚とってくれい!
                      なんだかなあ...........................................

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Category: organ (第2期)  

Medeski Martin & Wood / Friday Afternoon in The Universe

  Medeski Martin & Wood / Friday Afternoon in The Universe

  John Medeski (organ, p, ep, Wurlitzer, Clavinet)
  Chris Wood (ab, harmonica, flute)
  Billy Martin (ds, perc)
  Danny Blume (g - 6)
  Tonino Benson (performer, voc - 6)
  Carl Green (fl - 15)

  Recorded at Sears Sound, NYC, July 24-26, 1994
  GCD 79503 (Gramavision) 1995

                     01. The Lover
                     02. Paper Bass
                     03. House Mop
                     04. Last Chance to Dance Trance (Perhaps)
                     05. Baby Clams
                     06. We’re So Happy
                     07. Shack
                     08. Tea
                     09. Chinoiserie
                     10. Between Two Limbs
                     11. Sequel
                     12. Friday Afternoon in The Universe
                     13. Billy’s Tool Box
                     14. Chubb Sub
                     15. Knob Khun Krub

John Medeski(B1964)は、好きなオルガニスト(キーボード奏者)として、初期からコンスタントに聴いてきてはいるのだが、初期のものを中心に
当ブログ開始以前に関わっていたもののほとんど記事としていない。それは他の盤についても同じなのだが、記事とするか否かは、新旧盤を問わず、
たまたま聴く機会があったもの、そして記事としての存在価値という観点から、その中でも、あまり他でとりあげられないものといった盤が中心になって
しまう。まあ後発ブログとして、言わばスキマ商品を並べて、細々と、そして、かろうじて食いつないているという超マイナーブログである。
また、記事にするために聴くという流れは負担になってしまうこともあり、原則として、しないというのがスタンスであり、今後もそんな自然の流れの中
で続けることになるのかと、現在のところは思ってはいるのだが、気が多く、気まぐれ、優柔不断、意志薄弱..............と、基本が計画性なしの出たとこ勝負
の人生、先のことはあまり読めない。
そんな中で、近年あまり接してなかった Medeski の初期、あらためて確認したく聴いてみたくなったので、まあ全部というのも負担になるし、
気が向いたら、いくつか記事にしておきたいなどと思ったりしてはいるのだが................。

さて本作、MMWとしては “Note from the Underground(1992)”でデビューしてから “It’s a Jungle in Here(1993)”を経て3作目となる作。
久しぶりに聴いてみて、なかなか新鮮に耳に入ってくる。MMWが先駆となり、その後、こういったスタイルのバンドのちょっとしたブームもあり、
同じようなスタイルの出現で、ちょっと食傷気味の時期もあったのだが、ちょっと離れた時期も挟んで、あらためて聴いてみると、これがなかなか良い。
MMW出現以降の当時をオルガンのブームと見る向きもあるが、これはこういったジャムバンドスタイルのブームもあり、その音楽的性格上たまたま
オルガンが加わっていたことが多く、あたかもオルガンがメジャーな存在になってきたかのように錯覚するような状況もあったのだが、ずっと接してきた
自分の感覚では、Jazzの世界の中では、あくまでその他の楽器という位置づけから抜け出せないマイナーな存在という感覚で受け取っており、ブームと
呼べるほどの大きな動きは無かった。

Medeski は、広くコンテンポラリー系と言える感性だが、Larry Goldings(B1968), Sam Yahel(B1971), Gary Versace(B1968)など他の
オルガニストが本道近辺を行く感性であるのに対し、垣根を超えてあらゆる要素を取り入れ、本道を外れたあたりで勝負をしていく感性は、オーソドックス
な形を好む向きには最も敬遠されるタイプとも言えるのかもしれない。それまで無かった新しいものを生み出そうとすれば、それまで一般的あるいは、
常識となっていた枠を超えなければならないのだが、ひとたびその枠を超える者が出てくれば、逸れ者扱いする者がでてくるのが常であり、先進の感性
を持った者の宿命と言えるのかもしれない。そんな多少の逆風もある中だが、その何が飛び出してくるかわからない意外性、そしてフリーなアプローチも
こなす強い即興性は、音楽に緊張感を生み、その独特の怪しさ、ダーティーなテイストとともに独特の音楽を生み出している。
外見とそのダーティーな味わいもある音楽からラフなものをイメージしてしまうが、この男の創る音楽は極めて繊細な感性から成り立っている。
基本となるハモンドのチューニング、各種キーボードの使い分けによる多彩な音楽の表情、そして各種エフェクトの使い方に至るまで、細かな気遣いも
見えてくる。
また、他の多くのオルガニストと違う点として、専任のベーシストを使うことだろうか。結果重視で考えるなら、当然この形も出てくるのだが、ベースも
こなして一丁前といったヘンなこだわりがあるのかわからないが、なかなかこれをやるオルガニストがいない中で、一般的な考えにこだわらない、そんな
ところが彼独自の音楽となって現れているようにも思う。本作も3者の緊密な絡みからアイデアを得て発展という形も見え、Wood のベースが入って
いることにより音楽は、より豊かなものになっており、もちろん全てのオルガニストにとってこれがベストの形とは言わないが、専任ベーシストを入れる
ことでのプラスとなる部分にも眼を向けてもらいたいものだ。
2000年代にコンテンポラリー系オルガンの中心として活動してきた Goldings, Yahel, Versace といった次の時代につながる感性が、近年、その
オルガニストとしてのリーダー作がめっきり減ってしまっているという現状を考えると、開拓者として彼らコンポラ系オルガニストにアイデア、刺激を
与える存在として John Medeski というオルガニストが貴重な存在に見えてくるのだ。そんな思いもあっての、Medeski 聴きである。

Ellington曲のM9 “Chinoiserie” で飛び出すモダンなフレーズなど、当時のオルガンシーンでは、新鮮な感性として、よく聴いた思い入れのある曲
だった。
この形にこだわらない自由さこそが、移り行く時代の流れの中で、Jazzの生を維持していくための基本とも思える。

その他の John Medeski 関連記事は → こちらから

JAZZ-organ 186
Medeski Martin & Wood

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201607-2

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                 Jazzも華やかな人気者には、眼が向かない。
                 明るくハッピーな音楽は楽しくない、むしろダークな音に脳が活性化されるのか
                 反応してしまい、結果的に満足(=楽しい)。
                 映画も金をかけた話題作には、足が向かない、B級指向。
                 知らない街にいっても、陽の当たる表通りより、陰のある裏通り、路地に吸込まれてしまう。
                 振り返ってみれば、常に裏街道、蛇の道を渡り歩いてきた人生だったような.................

                 ふ〜む、...........................と、ここまで書いたところで今、気がついた..............
                 Jazzでは花形楽器になることもないであろうオルガンに異様なまでに心惹かれるというのも...........
                 ...............結局そういうことだったのか..............いや何とも(苦笑)...................

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Category: はじめに  

Gary Thomas / Exile’s Gate

ExileャsGate  1, 4, 7) Gary Thomas (ts) Charles Covington (org) Paul Bollenback(g) Jack Dejohnette(ds)
  2, 3, 5, 6) Gary Thomas(ts) Tim Murphy(org) Marvin Sewell(g) Ed Howard(ab)
        Terri Lyne Carrington(ds) Steve Moss(pec-6)

  Recorded at Power Station, NYC May 19 - 23, 1993
  JMT 314 514 009-2 (1993)

  1. Exile’s Gate
  2. Like Someone in Love
  3. Kulture Bandits
  4. Blues on the Corner
                     5. Night and Day
                     6. No Mercy Rule
                     7. Brilliant Madness         All compositions by Gary Thomas except 2, 4, 5

前世紀末ぐらいに何度か聴いて以来だから、長いことご無沙汰していたが、ちょっとしたきっかけもあり、久しぶりに聴いてみたので記事としておきます。
オルガンの2人をターゲットとしてのゲットだった。
Thomas のオリジナルが4曲、そして2種のユニットで、それぞれが3曲と4曲というつくりになっている。

オルガンを大胆に絡めたサウンドは、今聴いてもなかなか楽しめる。当時、大きく巾を利かせていたコテコテ系のオルガンではないのがミソだが、そのあたり
のチョイスは、Thomasのセンスでもあり、当時としては先進感もあるサウンドだった。
CDなどでは、ほとんど露出のないこの2人のオルガンで、特に近年の Covington(B1941) は、伝統も感じさせる極オーソドックスなオルガニストといった
イメージしか湧いてこないのだが、ここでの彼ら2人のオルガンから繰り出されるフレーズは、当時としては、オルガンという分野においては、なかなか新しい
感覚によるものであり、時代としては、現在のコンテンポラリー系オルガンの中心となっている Larry Goldings, Sam Yahel, Gary Versace...............と
いったオルガニストよりちょっと前の時期でもあり、同時期に同じように新しい感覚を持ったオルガニストとしては、Jeff Palmer やら Dan Wall など
Abercrombie絡みのオルガニストが思い出される。ただ Palmer や Wall にしても、その後大きな成果を残すことなく、シーンからフェイドアウトしていった
感もあるのだが、Larry Young が残したものを現在のコンテンボラリー系オルガンにつないだという点で、貴重な存在だったとも思える。
本作の2人は、この Palmer や Wall に比べるとその後のCDなどメジャーシーンへの露出は、極端に少なく、おそらくスタジオミュージシャン的な活動が
中心となっていたものと想像する。近年の伝統芸に染まったCovingtonも知ってはいたが、あらためて本作を聴き、当時としては、先進感もある感性を振り
まいていたオルガニストが、その後ほとんど露出が少なくなってしまうというのは、ただでさえ人材不足のオルガンという分野では、数少ない感性だけに、
非常に残念に思えてならない。当時のオルガンの状況を考えれば、周囲の固定されてしまっていたイメージもあり、求められるのは黒いものということで、
そこから外れた感性のオルガンには、需要が極端に少なかったという寂しい状況も関係しているのだろう。
他楽器と比べ圧倒的に絶対数が少なく人材不足も重なり、あまりにも Jimmy Smith の影響が長きに渡り続いてしまったことが、進化を送らせ、その他の
楽器、特殊分野といった位置づけとしてしまった一つの要因でもあるのだが、その流れを変えるのは、やはり革命家の出現、そこにつきるだろう。

当時のM-Baseムーブメントの立役者の一人 Thomas のアグレッシブなブロウは、スタンダードもなかなか過激に料理しており、アルバムとしても活気に
溢れた一枚に仕上げている。Dejohnette のアタックの強いドラミング、そしてファンク調ナンバーにおける Terri Lyne Carrington の粘るように糸をひく
ドラミングが印象的。

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Gary Thomas

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201607-1

                  

                  ベンチ下のニャン

                  どうも恥ずかしがりやなのか..........
                  ベンチ下に入っちまって、顔も向けない
                  まあ、ネコも人と同じで十人十色
                  いろんな性格のヤツがいるからねえ、まあ、そこがいいところだけどね!

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Category: organ (第2期)  

Brian Charette / Once & Future

  Brian Charette (org)
  Will Bernard (g)
  Steve Fidyk (ds)

  Recorded October 7, 2015 acoustic recording, Brooklyn, NY
  PR8153 (Posi-Tone) 2016

  1. Jitterbug Waltz
  2. Tyrone
  3. Latin from Manhattan
  4. Da Bug
  5. At Last
                      6. Hot Barbecue
                      7. Dance of the Infidels
                      8. Zoltan
                      9. The Scorpion
                      10. Falling Fourth
                      11. Ain’t It Funky Now
                      12. Mellow Mood
                      13. Road Song
                      14. Blues for 96

オルガニスト Brian Charette(B1972)のトリオによる新作。
相方は近年、本作とは逆に 彼名義作への参加を含め、何かと共演も多いギターの Will Bernard、そして前トリオ作(Alphabet City)では Rudy Roystonが
担当していたdsが、たぶん新人なのでしょうか今回初となる Steve Fidyk に代わっている。

内容の方は、Charetteのオリジナル3曲の他はJazzメン曲で固めているが、おなじみの曲も多い。
全14曲、程よくファンク調やらバラードなどを織りまぜながら、基本ストレートに、コンポラテイスト溢れるCharetteのオルガンに、時にブルージーなスパ
イスも絡めながら快調に飛ばす Bernardのギター、小気味よいプッシュで煽る今回初となる Fidykのドラムスと、スタートからエンドまで気持ち良く、楽しく
聴ける一枚となっている。
3分台から4分台の曲がほとんどで小品集といった感じの仕上がりだが、そのさばき方にも、全14曲、アルバムとしてトータルに見れば一貫したものもあり、
悪い意味ではなく、その軽くノリのいい仕上がり、繰り出すフレージングの端々には、Charetteのセンスも感じられ、今現在の空気感溢れる現代オルガンJazz
の1つの形を見せてくれる。
この軽さという点では、前作(Alphabet City)では、悪い方にやや出てしまい、取り入れようとしていた多要素が散漫に感じるといった結果を生んだようにも
思えたのだが、その辺は本人も感じていたのか、本作においては、ストレートなものを中心に据え、同じ方向性でまとめつつ、きっちり修正され、音楽としての
クォリティを上げてきた感もあり、印象としては、前作の試作品に対し、細部まで神経の行き届いた完成品といった質の違いも感じられるものとなっており、
その自身で修正できるスベを持っているあたり、さすがと思えるものもある。
ただ、全体としては、あくまで小品集といったもので、もう少し深く突っ込んだところで勝負したものも期待してしまう。
こうして Charette をしつこく追っているのも、何かのきっかけあるいは刺激によっては、一段上のステージにもという部分も十分感じさせるものもあるから
なのだが、そこを意識した活動もぜひ心がけてもらいたいものだ。

世紀末の頃のオルガンが絡んだJazzというと、いわゆる「黒っぽい」といったものが多く、周囲からもオルガンには、そういったものを求められることも多か
ったように記憶している。その「黒っぽい」ことを特に嫌っているわけではない。昔、ブルースからJazzへなだれ込んできた自分としては、その「黒っぽさ」を、
むしろ積極的に求めていた時期もあった。しかし、あまりにもそれを強く求めていたことへの反動とともに、その固定したイメージを求めている限り、それとは
違った新しい世界への旅立ちは、叶わぬこととの思いから、オルガンの絡んだJazzにもその「黒っぽさ」とは、違う何かを求める気持ちが強くなったように思う。
今、こうしてブルージーなテイストを含んだもの、あるいはブルースナンバーがあったりしても、黒っぽいコッテリ感はなく、あくまでクールなタッチのオル
ガンを聴くにつけ、それが現代オルガンJazzのスタンダードなスタイルとなっていると思えるところに、時代の流れとともに変化(進化)を実感する。

Brian Charette 関連記事は → こちらから

JAZZ-organ 185
Brian Charette

Category: organ (第2期)  

Testifying / Larry Young

  Larry Young (org)
  Thornel Schwartz (g)
  Jimmie Smith (ds)
  Joe Holiday (ts - 3, 7)

  Recorded in Englewood Cliffs, NJ, August 2, 1960.
  OJCCD-1793-2 (Prestige/New Jazz Records)

  1. Testifying
  2. When I Grow too Old to Dream
  3. Exercise for Chihuahuas
  4. Falling Love with Love
                      5. Some Thorny Blues
                      6. Wee Dot
                      7. Flamingo

世紀の変わり目ごろ聴いて以来だから、たぶん15年あまり聴いてなかった Larry Young(B1940〜1978) の初リーダー作を、あらためて聴いてみた。
Young 20才時の録音である。

冒頭のタイトル曲は、ミディアムスローのブルース、御大 Jimmy Smith の影を強く残しており、Smith が手クセのようにしょっちゅう使っていた
キメのフレーズまで、ところどころで聴かれるあたり、まだ二十歳ということで、自身の開発が進んでいないことも感じられる。
その辺は、ギターにSmithとの関わりも深い Thornel Schwartz を起用しているあたりにもデビュー当時のYoungがSmithに傾倒していたこともうかがえ、
この時点で、まだSmith_の引力圏内にいたことが確認できる。
総じて、M1, M5などブルース系の曲にSmithが色濃く残り、M4の軽い歌ものなどに個性芽生えの前兆といったものも感じられるのが興味深くもある
のだが、わずか数年の後にオルガンのColtraneなどと呼ばれるほど、激しく変貌していったその感性は、本作ではまだ感じられず、一言で言うならば
内容としては、「Jimmy Smithの影響を受けた若手オルガニストの溌剌としたプレイによるデビュー作」といったところか。

若干20才の若手オルガニストのデビュー作ということで、当時は新鮮なものとして受け入れられたに違いないと思うのだが、やはり半世紀以上経過して
いる現在、それが色褪せて感じるのはいたしかたない。命あるものの宿命であろう。
Jazzは、時代と密接につながりつつ、日々、細胞分裂を繰り返しながらゆるやかに変化しつつ生きている生き物だ。とどまろうとすれば衰退につながり、
永遠は無い、時代のエキスを吸収しては変化しつつ前に進んでこそ、生が維持できるというものだ。
現在、Youngが後に残した成果は現在、主にコンテンポリー系オルガニストのベースとなり、さらにそこに各自のアイデアがプラスされ、それぞれ変化しつつ
生き続けており、生物同様の命の循環といったものも見られ、今は亡きかつてのYoungの目指したものが、時代のエキスを取り入れつつ形を変えながら
生き続けていることに心動かされるのである。
この後の世代に残せる成果、未来につないでいける成果を生み出すことこそが、今を生きるアーティストにとって最も重要なシゴトとも言える。

時々、立ち止まっては、一歩引いたところで、全体を大きな流れで見てみることも必要だね。あらためて今を確認できるしね。

JAZZ-organ 184
Larry Young

Category: Gallery > Photo  

201606-3

                 
                  
                 半夏生 (ハンゲショウ)

                 この時期、上の方の葉の半分ぐらいが、ペンキでも塗ったように
                 白くなることから、「半化粧」 「片白草」 などという呼び名もあるらしい。
                 この葉が白くなるのは、虫媒花であるために、虫を誘う必要から
                 白くて目立つ、このような姿に進化したらしい。

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